リコー独自のラインセンサー型計測システム

リコーの開発した被写界深度拡大ラインセンサーカメラを複数台搭載しています。被写界深度拡大カメラは、従来のカメラに比べピントの合う範囲が広くなるカメラです。あまりレンズを絞らずに明るいレンズで撮影が可能なため、照明が小さくなり、一般車両に載せることが可能となりました。薄暗いトンネル内でも、ボケることなく鮮明に撮影することができます。

一般車両に搭載しトンネルを走行計測

交通規制を行わずに時速40km/h程度で走行しながらトンネル壁面を撮影することができます。撮影後に作成された展開画像から最小幅0.3mmのひび割れや漏水・チョーキングなどの変状やねじのゆるみ（合いマーク）を判別することが可能です。本システムにより、トンネル点検業務の精度向上と大幅な効率化に貢献します。