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掲載日(更新日):令和3年1月
危険な高所壁面作業を吸着走行壁面診断ロボット「のぼる君」が解決します。
吸着走行壁面診断ロボットに用いられる真空吸着技術及び打診検査機構
企業PR
デジタルメカ工房が様々なロボットの試作品・量産品をサポートします。
技術概要、製品仕様
中心技術は、ビルの壁面を上下左右走行移動しながら壁面の外装の劣化を調査診断する自社開発ロボット「のぼる君」に使用される「真空吸着技術」や「打診機構」です。
特許取得の「真空吸着技術」により、高い吸着持続性や自在な真空制御を実現しています。「打診機構」には打診ハンマー、モニタリング用カメラ、打診音収録マイクが搭載されており、収集したデータは、専用ソフトで解析、簡易判定をおこなうことができます。
アピールポイント
2010年から開発がスタートし、3号機にあたる「のぼる君Ⅲ」は、装置中央に打鍵検査機構を搭載、壁面に吸着しながら走行します。コンクリートやタイル壁面等の劣化診断装置として実用化に向け開発途上です。「真空吸着技術」を使用した吸着パワーハンドも製品化しています。また、警備ロボット等も受託開発し、人手不足や危険作業を解決するロボットの技術開発を進めています。
当社独自の「デジタルメカ工房(工場)」により、最新のデジタルツールを活用し、試作製作から少量生産まで一気通貫での対応が可能になっています。
ロボットへの応用イメージ
「吸着走行壁面診断ロボット のぼる君」は高所壁面に強力に吸着したまま走行でき、ゴンドラや足場などを使用せずに壁面診断(タイルの劣化、剥がれ、浮きなど)、壁面補修・改修・塗装、橋桁などの耐震補強・補修点検、高層ビルの窓ガラス清掃などの作業を行うことができます。
高所壁面作業における治工具と、弊社の基本ユニット「吸着走行壁面診断ロボット のぼる君」の要素技術を組み合わせることで、壁面診断に限らずさまざまな作業への応用が可能です。
特記事項
弊社は、コネクター等の電子部品生産からロボット製作まで携わる技術力を活かして、貴社の部品・製品に関わる設計製図から研究開発そして受託生産までの協力業務や受託業務などお引き受けいたします。
企業の概要
- 企業名
- 株式会社小川優機製作所
- 所在地
- 神奈川県横浜市保土ヶ谷区坂本町141
- 従業員数
- 18名
- 設立年月
- 1960年10月
- 資本金
- 1000万円
- ホームページ
- https://www.ogawa-yuki.com/