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掲載日(更新日):令和5年1月
自律四足歩行ロボットと3Dレーザスキャナの組み合わせで現場のDXを加速する!
Boston Dynamics Spot + Trimble X7
企業PR
株式会社ニコン・トリンブルはコア技術である測量・測位技術とノウハウを融合させ、GNSS受信機や先端的なロボティックトータルステーションを中心に高品質、高精度なソリューションを国内建設市場に展開しています。
技術概要、製品仕様
Boston Dynamics社の自律四足歩行ロボットSpotとTrimble社の3DレーザスキャナX7の制御をFieldLink(フィールドリンク)という基幹ソフトに統合、Spotを全自動であるいは遠隔からナビゲートしながら、現場の点群計測、進捗モニタリングなどの反復的なタスクを自動化します。この組み合わせにより建築、土木、インフラ、プラントなどの過酷な現場での各種測量計測データの収集業務を効率化し、労働力の減少などの現場課題を解決するだけでなく、デジタルツイン実現のための現場データ収集を推進します。
アピールポイント
自律四足歩行ロボットと3Dレーザスキャナの制御を統合
●Spotと3DレーザスキャナX7の双方をひとつの基幹ソフト『Field Link』で操作可能です。
●ロボットを使った自動計測で課題だった整準作業や気圧補正、自動合成などをX7が解消、Spotに載せるだけで人間と同じ点群計測作業を行えます。
機動性の高いロボット
●バッテリー電源で駆動します。
●充電専用のドッキングステーションを同梱しており、電池が少なくなると自動的に充電器に戻ってくるよう設定することができます。(ファームウェアVer3.2以降)
●ロボットには最大14kgまでのペイロードを積載することができます。
●歩行ルートを記憶することができるため、反復的なタスクを自動化できます。
●高度な制御アルゴリズムによりペイロードを載せてバランスを取りながら歩行します。
●砂地、草地、あるいは階段の昇降等、過酷な条件での歩行が可能です。
●本体四方向のステレオカメラで周囲の状況を把握して自律的に障害物回避をします。
●デュアルバンドのWi-fi通信と本体のカメラでリモート操作が可能です。
■動画
ロボットへの応用イメージ
Spotのペイロードとして3Dレーザスキャナだけでなく、360°カメラやガス検知センサー、放射線センサーなど現場に合わせた機器を搭載可能です。遠隔地から現場の管理・監視を行うことが可能であり、人が危険な現場で作業する必要がなくなります。
また、無線通信機Rajantなども追加することができ、Spotの作業環境の拡大を実現します。
弊社ではSpotと無線通信機Rajantを組み合わせた通信実験を、さがみロボット産業特区プレ実証フィールドにて行いました。
■動画
特記事項
Trimble社はBoston Dynamics社との戦略的提携によりロボットと3Dレーザスキャナの統合を実現しました。
弊社は日本国内の販売店としてSpot+X7だけでなく、Spot単体の販売、並びにお客様におけるSpot運用計画や利用環境整備のご支援を行っています。
またペイロードに関するご意見・ご質問やパートナーシップのご提案なども受け付けております。ルーチンタスクの無人化や危険な現場における人間の代役としてのロボット活用を、ユーザー様やパートナー様と知見を高めながら加速させて参ります。
企業の概要
- 企業名
- 株式会社ニコン・トリンブル
- 所在地
- 東京都大田区南蒲田
- 従業員数
- 240名
- 設立年月
- 2003年4月22日
- 資本金
- 9,600万円
- ホームページ
- https://www.nikon-trimble.co.jp/