- ROBOT TOWN SAGAMI トップ
- ロボット技術マッチングサイト
- 小型6軸触覚センサ 「ショッカクチップ」
掲載日（更新日）：令和3年3月
MEMS技術による微細加工で世界最薄・最小レベルを実現した6軸センサです。
小型6軸触覚センサ 「ショッカクチップ」
企業PR
生体センサの中で、「視覚」に次いで実用化が期待されている「触覚」のセンシング技術に特化し、ロボット、ゲーム、医療などの市場で、今までにない新しい触覚センサ市場の創造を目指しています。
技術概要、製品仕様
MEMS技術による微細加工で最大6軸の多軸方向の力の同時計測が可能です。
センサ他電子部品をオールインワンに内蔵した世界最薄・最小レベルのパッケージで、較正されたデジタル信号(I2C, SPI等)を直接出力します。
指先に収まるほどコンパクトな設計のため、ロボットの指先や、ウェアラブルデバイスなど、スペースが限られていて、今までセンサを搭載できなかった場所での使用に最適なセンサです。
アピールポイント
2.6㎜の厚み、直径7.4mmのサイズを実現した「世界最薄・最小」レベルの6軸センサです。荷重により、Fz18NからFz100Nまでの製品種類をそろえています。トレードオフの関係にあるセンサ感度と耐荷重の調整により、微小荷重?高荷重領域まで対応が可能です。
外装樹脂には低圧縮永久歪で耐熱性、耐薬品性に優れたシリコーンを採用しています。
校正されたデジタル信号（I2C、SPI等）を直接出力することが可能です。
センサコア部分は、微小機械電子システム(MEMS)で、すでに8インチウエハ製造による高い量産性は実証済みです。
ロボットへの応用イメージ
ロボットの指先に搭載し、人間同様の力触覚検知機能を持たせることが可能です。
指先に触覚が必要な民生ロボット、産業ロボットのロボットハンドへ搭載し、生産工程の自動化/省人化や量産性の向上を実現します。
また、食品業界他、不定形物や変種変量の対象物の把持力検知、制御にもご活用いただけるセンサです。
将来的には、医療器具に搭載し、感覚的な動作を数値化し、医療ロボットによるオンライン治療や手術ロボットの自動化をサポートします。
特記事項
ショッカクチップの他に、柔軟スポンジ素材により、三次元方向の変位が検出できる世界最初の柔らかい変位センサ「ショッカクキューブ」、測定対象物の凹凸と摩擦力をミクロンオーダーで計測可能な超高感度手触りセンサ「ショッカクプローブ」を取り扱っています。企業様のご要望に合わせて特化・設計した製品の開発も可能です。
企業の概要
- 企業名
- タッチエンス株式会社
- 所在地
- 東京都台東区北上野2-21-10
- 従業員数
- 12名
- 設立年月
- 2011年4月
- 資本金
- 12,800万円
- ホームページ
- http://touchence.jp/