重点プロジェクト

3D・AR 商品化

人の手の動きを再現するロボットハンド

ダブル技研株式会社

本機は、人の手と同じ形、同程度サイズの5指型ロボットハンドである。手指に障がいがある方の手の代わりや、手話通訳、握手のできるコミュニケーションロボットなど、人の手の動きの再現が求められる場面での活用を目指して開発している。また、倉庫や工場での手作業の自動化やヒューマノイドロボットへの組み込みなど、主に手作業の代替、遠隔操作用として活用される事を想定している。

実証や開発の状況

平成28年度からの国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より受託した「次世代人工知能・ロボット中核技術開発/人の手に近い高性能で堅牢性を併せ持つロボットハンドの開発」事業により開発を開始。
令和4年には国際的ロボットコンテストであるANA AVATAR XPRIZEにTeam JANUSの一員として参加し、ヒューマノイドロボットの「手」を担当。結果として決勝にまで勝ち残り、海外の審査員からも高い評価を得た。
様々な場での活用や実証を繰り返しながら開発が進行中。