県で取り組む実証実験やイベント

江の島における自動運転バスの実証実験

試乗の様子

試乗の様子

昨年度に引き続き、セーリング・ワールドカップシリーズ江の島大会の開催に合わせて、8月21日から30日の間、江の島周辺の公道で、自動運転バスの実証実験を行いました。

県立湘南海岸公園中部バス駐車場から湘南港桟橋バス停までの約2キロメートルを往復しました。

ハンドルに手を触れず走行

ハンドルに手を触れず走行

実験車両は、日野ポンチョをベースにした自動運転車両で、ドライバーが同乗して緊急時のみ操作を行う自動運転の「レベル3」相当で走行しました。

今年度は、走行距離の延長や途中のバス停の追加のほか、信号との連携、交差点に設置したセンサーによる右折支援、路上駐車車両の自動回避など、昨年度からステップアップした内容で実施しました。

「江の島入口」交差点での右折

「江の島入口」交差点での右折

一般のお客様含め、トータルで485名の方に試乗していただき、事故等なく無事に全行程終了することができました。

2020年のオリンピック開催時には、運転手が操縦に関わらない、完全自動運転に、より近い形での走行を目指していきます。