重点プロジェクト

トンネルスキャンロボット

株式会社リコー

本ロボットは、被写界深度拡大カメラ(※)と照明装置を搭載したもので、普通自動車に取り付けてトンネル内を走行することによって、トンネル全壁面を高精細に撮影することが可能となります。撮影した展開画像を利用して、現場での点検作業やオフィスでの点検調書作成の業務効率を大きく向上させます。
2020年度より事業を開始し、現在は精度向上や新規機能追加等を目的に開発しています。
※通常のレンズに比べてピントの合う範囲を3-5倍にひろげるリコー独自のカメラ

実証や開発の状況

昨年度開発したカラーカメラの撮影装置をベースに、
今年度は、HWでは撮影ユニットのレイアウト変更、防水機構、鉄道トンネル向けの取付機構を開発し、SWでは撮影制御ソフト・展開画像作成ソフトに対して、カラー画像への対応を行いました。
その評価を神奈川県が管理するトンネルを用いて行いました。