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県で取り組む実証実験やイベント
2018年10月20日藤沢市と平塚市で開催!「少年少女ロボットセミナー」
平成30年8月9日(木) 、8月21日(火)に藤沢市内で、また10月6日(土)、10月20日(土)には平塚市内で、それぞれ「少年少女ロボットセミナー(主催:芝浦工業大学)」が開催されました。このセミナーは、1日目に子どもたちが自分でロボットを組み立て、2日目に競技大会とデザインコンテストに参加するもので、「さがみロボット産業特区」では、この“デザインコンテスト”に「特別賞」を設け、未来のハカセたちを応援しています。
●昨年の「少年少女ロボットセミナー」の様子はこちら
【ロボットセミナー1日目】
1日目は、ロボットの製作を中心に行いました。高校生・大学生のお兄さんお姉さんたちのサポートを受け、子どもたちは試行錯誤しながら製作をすすめました。
また、身近なロボットに関するクイズやさがみロボット産業特区から生み出されたロボットの紹介、「ROBOT TOWN SAGAMI 2028」のアニメを鑑賞し、自分たちの住んでいる地域が、いのち輝くロボットを生み出す特別な場所であるということを学びました。
そんな特区に住んでいる子どもたちは今回のデザインコンテストでどんなロボットを作ってくれるのでしょうか・・・!?
【ロボットセミナー2日目】
当日の朝、デザインした力作のロボットが大集合。競技大会に参加するためには、まず重さやサイズを測る検定に合格しなければなりません。
実際のロボット開発でも安全や環境に配慮しているかチェックする試験を受け、それに合格したロボットが私たちの生活の中で使われています。
そして、いよいよ競技大会を迎えます。競技は、2台のロボットが競技コートで対戦して、相手ロボットをたおす、あるいはコート外へ押し出すことで勝敗が決します。
子どもたちは試合を経験する中で、ロボットをよりうまく扱うために次はこんな風に操作してみようと試行錯誤を重ね、真剣に取り組んでいました。決勝戦では、会場一体となって盛り上がりました。
そして競技大会終了後は、デザインコンテストの結果発表が行われました。特区賞にはどんなロボットが選ばれたでしょうか?
少年少女ロボットセミナーin藤沢 の様子
そして「特区賞」に選ばれたロボットは・・・・・・・・!
「少年少女ロボットセミナーin藤沢」では谷崎 勇斗くんの「みらいを光でてらすロボット」が特区賞を受賞しました!
鉄腕アトムの「サーチライト&カメラ」をより発展させ、いのち輝く未来を照らしてくれるようなロボットです。
ロボットの中にライトを備えた設計で、基本的な組み立て+αの工夫がされていました。
アイデアだけでなく、しっかりとロボットの構造を理解して表現しているところが素晴らしいです。
少年少女ロボットセミナーin平塚 の様子
そして「特区賞」に選ばれたロボットは・・・・・・・・!
「少年少女ロボットセミナーin平塚」は桐山 歩美さんの「甘えんぼニャオッチ」でした!
鉄腕アトムの「人の心を感じる力」のように、ニャオッチの甘える仕草で疲れたこころを癒す様子が想像できました。
すでに、ペット型ロボットやコミュニケーション型ロボットが販売されていますが、各家庭にロボットがいる生活も、もうすぐ訪れるかもしれません。
ここでは紹介できませんでしたが、どのロボットもとても魅力的なデザインのものばかりでした。
もしかしたら、子どもたちが考えデザインしたロボットと同じようなロボットが将来開発されるかもしれません。
ロボットを上手に使い、一緒に生きていく社会を見据えて、さがみロボット産業特区ではこれからもロボットを作る人たち・使う人たちを応援していきます!