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県で取り組む実証実験やイベント
2018年1月10日ロボットの試作段階から実証実験を支援!「プレ実証フィールド」がパワーアップ!
「さがみロボット産業特区」では、ロボットの本格的な実証実験を行う前に、試作段階から実証実験を支援する、「プレ実証フィールド」をご用意しています。 ドローンや自動運転車用の実証環境が整い、さらにパワーアップした施設をご紹介します!
施設の概要
神奈川県相模原市南区新戸2607-2(元県立新磯高等学校)
■交通
JR相模線相武台下駅から徒歩約15分
圏央道 圏央厚木ICから車で約10分
■利用料 無料(事前申し込み制)
■開館日 原則として平日
■利用時間 9時~17時
■設備
校舎、体育館、グラウンド、ドローン実験用ネット、模擬道路、仮設プール、インターネット接続環境ほか
■お問合せ
神奈川県産業振興課海老名駐在事務所
(さがみロボット産業特区推進センター)
TEL 046-236-1577
各設備のご案内
各設備の場所をクリックすると、設備の詳細や、使用例をご覧いただけます。
模擬道路
自動運転など道路で使用される様々なロボット技術に関する実験が可能です。道路交通法等の規制を受けることなく、安全に長期間実験することができます。また、校舎内の廊下等の屋内環境から模擬道路やその他敷地内の建物周遊路等の屋外環境まで、シームレスにご使用いただくことが可能です。
設備情報
○道路
延長:約66m
幅員:車道 片側 約3m・歩道 約2.5m
○一般的な公道環境の要素をご用意
交差点、横断歩道、点字ブロック、ガードレール、標識柱、信号柱、電信柱、横断防止柵、インターロッキング、グレーチング、側溝、中央分離帯、車止めポール、歩道(段差有・段差無)
高齢者の移動・外出を支援するために開発中のロボット(運転支援機能付き電動車いす)の2Dレーザーセンサーで障害物・下り段差を検知し停止・回避を行う等の機能について、横断歩道や点字ブロック、歩道の標識柱などで検証しました。
グラウンド
遮るものがない広大なグラウンドを活用して、大型のロボット等について屋外での幅広い実験が可能です。
設備情報
約16,000㎡
使用例
人工筋肉による遠隔建機操縦ロボットについて、災害現場を再現し、遠隔による重機の操作性能、ブーム操作性など基本性能操作の実証実験を行いました。
体育館棟
2階にある体育室は、広い床と高い天井の大きな空間を有し、多様な実験に対応できます(防球ネットカーテンにより2分割可)。また、ドローン等の動作確認レベルの実験から実際の活用環境に近い実験まで様々な実験が可能です。1階の武道場はスロープがあるため、ロボット等の搬入搬出がしやすく、床に継ぎ目等がないため実験しやすい空間です。
設備情報
主な施設
〇体育室:921.2㎡ (縦28m、横32.9m、天井高さ7.6m)
〇武道場:394.8㎡ (縦28m、横14.1m、天井高さ4.65m)
使用例
〇体育室
災害現場等で長時間活動する無人飛行ロボット等への無線給電システム(飛行するドローンに向けて地上から高出力レーザーを照射し、電力を給電するシステム)について、送電装置から水平方向に一定距離離れた位置にドローンを設置し、プロペラを回転させた状態でLED位置認識性能を検証しました。
〇武道場
自律運転車いすの基礎的な動作確認等の実験を行いました。
仮設プール(体育館棟1階)
水中における動作確認を行うことが出来る仮設プールをご用意しています。平らな水底で水深40cm程度まで調整できます。
設備情報
縦7.1m、横3.5m
水容量(水深40cm)11.8 m³
材質:繊維強化プラスチック
使用例
災害対応クローラ型ロボットの入水・進水等をはじめとした水中走行の実験を行いました。
ドローン用ネット
校舎棟と体育館棟の間の空間に飛び出し防止用の防護ネットを設置したことで、航空法及びその関連法令の規制を受けることなくドローンの実験を行うことができます。渡り廊下を橋梁に見立て、インフラ点検等の実験にも活用できます。
設備情報
長さ 約 33m、幅 約 12m、高さ 約 13~16m
使用例
災害救助対応ドローンの飛行及び救命具の投下の実証実験を行いました。
校舎棟
長い廊下、階段、多数の部屋を介護施設や病院等に見立て、様々な実証実験が可能です。
設備情報(例)
職員室(縦7.4m、横24m、高さ3.6m)
会議室(縦7.4m、横14.4m、高さ3.6m)
・机やイス、モニター(32インチ、1台)がご利用いただけます。
・14部屋にインターネット環境を整備しています。
階段
屋内、屋外それぞれの階段を活用できます。
設備情報
屋内階段:校舎棟
(高さ6.5cm、奥行き30.5cm、幅188cm、11段)
屋外階段:体育館棟
(高さ6.5cm、奥行き27.5cm、幅143cm、14段)
使用例
災害現場の階段や瓦礫の山を想定し、災害対応クローラ型ロボットの走行実験等を行いました。