ロボットと一緒にいきていくココロ ハートを育てるロボットリテラシー

1まずはロボットのことを知ろう!

ロボットという言葉の由来

ヨーロッパにあるチェコという国のカレル・チャペックという作家さんが、約100年前の1920年に書いたお芝居「R.U.R」で作った言葉です。
チェコ語で「強制労働(無理やり働かせること)」を意味するロボタ(robota)という言葉から作ったと言われています。

ロボットの仕組み

ロボットには「知る」、「考える」、「動く」といった機能があります。
これを
ロボットの3要素(ようそ)
と言います。

知る:センサー / 考える:知能(プログラム) 動く:モーター

ロボットの種類

ロボットは工場で、自動車やテレビなどを作るために利用されてきました。これを「産業用ロボット」と言います。
やがて、技術の発展とともに、私たちの生活のお手伝いをするロボットが作られるようになりました。
これを「生活支援ロボット」または「サービスロボット」と言います。
「鉄腕アトム」のような人型ロボットだけでなく、様々なかたちのロボットがたくさん活躍しています。
例えば、駅の自動改札機も広い意味ではロボットなんです。
「さがみロボット産業特区」では、県民の皆さんにとってより身近な「生活支援ロボット」の開発などを支援しています。

  • 産業用ロボットのイメージ

    産業用ロボット

  • 生活支援ロボット(人型ロボット「パルロ」)のイメージ

    生活支援ロボット
    (人型ロボット「パルロ」)

2どうしてロボットが必要なの?

日本は、お年寄りの人口がふえ、若い人が少なくなっています。
お年寄りを介護する人を助けたり、ロボット自身が介護が必要な人を手助けすることが期待されています。
また、日本ではさまざまな場所で地震や火山の噴火、地すべりなどの自然災害が起きています。
災害現場で救助活動をする人たちの手助けや救助活動中にさらに被害が増えることを防ぐために、ロボットを使って人の命を救うことが期待されています。

  • パーソナルコミュニケーションロボット「Pepper( ペッパー)」
  • 「アクティブロボ SAM」
  • 火山対応ロボット

3ロボットを上手に正しく使おう!

ロボットには得意なこと、不得意なことがあります。
私たち人間が、使いかたを少し工夫すると、ロボットたちはもっと便利に、使いやすくなります。
そのためのヒントがいくつかあるのでお伝えしましょう。

  • お話を聞いてくれるコミュニケーションロボットには「はっきりと」しゃべる。
  • 電動車いすに乗るときは、人やものにぶつからないよう周りを見る。
    歩いたり走ったりしているときは、車いすにぶつからないようスマートフォンの操作をしない。
  • ロボットの性能(得意なこと、不得意なこと)を理解して使おう。
    ロボットにさわるときはやさしくさわる。
    (ロボットにも一体一体個性があります。人間と似ていますね)
  • からだに付けるロボットは、使う人のからだの大きさや状態に合わせて使う。
    (例えば、手のリハビリロボットはグローブのサイズがあるので使う人がしっくりくる大きさを使おう)

他にも、ロボットによっていろんなヒントがあります。ロボットと出会うチャンスがあったら、近くにいる大人の人に使いかたを聞いてみたり、説明書を読んだりしてみよう。

たくさんある機能を理解して能力(チカラ)を最大限引き出して使うとロボットはもっと便利に、使いやすくなります。
けれども、使いかたを間違えると人に迷惑をかけたり、本来のチカラを発揮(はっき)できないことがあります。

まとめ

ロボットにはできないこと、たまに調子が悪いときもあるけれど、人間の役に立とうとがんばっています。 そしてロボットを作るロボット研究者(ハカセたち)も日々、ロボットを成長させています。 ロボットを上手に使いこなすためのヒントをたくさん知って、ロボットと仲良く生きていくこころ、

ハートを育てよう!