さがみで取り組む実証実験やイベント

2017年09月08日災害対応ロボット「アルバトロス」が藤沢市消防局の訓練で活躍中!

「さがみロボット産業特区」で商品化された、「人の立ち入りが困難な災害現場での情報収集ロボット アルバトロス」(株式会社移動ロボット研究所)は、藤沢市消防局の訓練で使用されています。
現場ニーズに合わせた改良を行い、訓練を続けています。

■訓練の概要

2017年5月に、「藤沢市消防防災訓練センター」で同市南消防署高度救助隊が公開訓練を実施しました。

瓦礫救助訓練施設では、瓦礫の上や水中の走行を行い、屋内の狭い施設に要救助者を模した人形を配置し、その位置を遠隔無線による操作とカメラで特定しました。また、土砂災害対応訓練施設では、土砂の斜面を走行し要救助者の位置を特定しました。

藤沢消防1
がれき
要救助者
水中走行実験

アルバトロスの開発にあたっては、藤沢市消防局の助言を受けました。また、「さがみロボット産業特区」プレ実証フィールドで水中走行等の実験を行い、改良を重ねました。

藤沢消防2

こうした訓練での使用を通じて、今後も同消防局と連携して、ロボットの改良や、災害時の運用体制などの検証を進めていきます。